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명탐정의 아들

Title/Author/Genre

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    Title: 名探偵の息子

    Author: チェ・サンヒ

    Genre: 現代小説

     

    LTI Korea staff: 李善行(イ・ソネン)soyi@klti.or.kr / +82-2-6919-7743

Description

  • About the book

    主人公のギワンは、父と母との三人暮らしだったが、小学校卒業と同時に、母の長期海外勤務が決まり、父との二人暮らしが始まる。名探偵になるという夢を持っていたつ父ミョンダルは、これをきっかけに、カフェと探偵事務所を構えてしまう。その日から然「名探偵の息子」になったギワンは、分別のない父のせいで、料理に洗濯、掃除などの家事に加えてカフェの経営、名探偵の秘書、猫の追跡までするはめになる。
    カフェ兼探偵事務所を構えたものの、カフェは閑古鳥が鳴き、依頼は猫の失踪事件だけ。そんななか、ついに依頼人がやってきた。依頼人の名前はユニ。ユニの妹ユリの秘密と学校生活について調べてほしいという依頼だった。だが、本格的な捜査を前に、ユリが死んだという知らせが届く。
    ギワンは、大人っぽいふりをして無関心をよそおい、心の内を明かさない。ギワンには誰にも言えない心の傷があるのだ。その傷がユリの事件を調査することによって、再びほじくりかえされる。ユリの死後、適当に捜査を終わらせることもできたが、ギワンは自分にも抑えられない衝動にかき立てられ、事件の真実を明らかにすることに。ギワンは自分の過去と向き合い、知らず知らずのうちに人生を見つめ直しながら、いつしか真の探偵へと成長していく。
    「名探偵の息子」のギワンは私たちの身近にひとりぐらいはいそうな少年。彼を通じて、スクールカーストといじめ、自殺など、生き抜いていくのが難しい学校社会の断面に触れ、人生の主人公になるには、一人ひとりが真実を追う探偵にならなければならないと伝えている。

    About the author

    チェ・サンヒ 1972年、全州生まれ。高麗大学英語英文学科を卒業。雑誌社の記者として十年余り勤務した後、作家に。
    2011年に発表した
    『なんとなく、カーリング』で第5回 ブルーフィクション賞を受賞。
    生き生きとしたキャラクター設定、テンポのいいストーリー展開、躍動感溢れる表現力が高い評価を受けた。その他の小説に『屋根裏部屋のスーパースター』『DEL MUNDO』『カントの家』などがある。また、同時に
    旅行ガイドブック作家としての顔を持つ。済州島旅行のバイブルとなっている 『済州島 秘密のコース旅行』
    『済州島 秘密コース旅行』をはじめ、『江原道 秘密のコース旅行』『四季、 全羅道』などがある。
    本書『名探偵の息子』は
    2012年に文化体育観光部の優秀教養図書選定、
    2013年に幸せな朝の読書の青少年推薦図書となっている。

     

    About the translators

    手嶋愛子(てしま・あいこ)兵庫県生まれ。高麗大学語学堂で韓国語を学び、その後、高麗大学大学院国語国文学科で修士号を取得。韓国にて日本語学習者向け単語帳を出版。